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リフティングが劇的に続くコツ|サッカー初心者の魔法の練習法

2026.02.19更新 2026.03.04
リフティングが劇的に続くコツ|サッカー初心者の魔法の練習法

「サッカーのリフティングが10回から増えない…」その原因は才能ではなく、足首の固定とボールの芯の捉え方にあります。確実に100回、1000回と回数を伸ばすための物理学に基づいたコツと、初心者向け練習ステップを徹底解説。

この記事の要点

  • 続かない3大原因:なぜあなたのボールは前後に飛んでいってしまうのか
  • 足首ロックの魔法:足の甲の「正しい当てる位置」と、足首を固める力の入れ方
  • 姿勢とリズム:膝のクッションと、ボールを打ち上げる「最適なおヘソの高さ」
  • 確実なステップアップ練習:ワンバウンドから100回達成までの科学的ロードマップ

「何ヶ月練習しても、リフティングが10回以上続かない…」 「いつもボールが前や横に飛んでいってしまい、追いかけながら蹴っている」

お子さんの練習を見守る親御さんや、大人になってからサッカーを始めた方にとって、リフティングは最初の大きな壁です。 しかし断言します。リフティングが続かないのは「運動神経」や「才能」のせいではありません。純粋に「物理法則に反した間違った蹴り方」をしているからです。

この記事では、ボールが勝手に自分の足元に戻ってくるようになる「魔法のコツ」と、確実に回数を100回、1000回と伸ばしていくための科学的ステップを徹底解説します。


💡 この記事の結論

「サッカーのリフティングが10回から増えない…」その原因は才能ではなく、足首の固定とボールの芯の捉え方にあります。確実に100回、1000回と回数を伸ばすための物理学に基づいたコツと、初心者向け練習ステップを徹底解説。

1. なぜ続かない?リフティングが失敗する「3大原因」

まずは、自分の蹴り方のどこが間違っているのか(なぜボールが散らばるのか)を理解しましょう。

❌ 足首が「プラプラ」している

【ボールが前後左右に飛ぶ原因】
ボールが足に当たる瞬間、足首が固定されずに「グラッ」と動いてしまうと、蹴り上げる面が傾き、ボールはあらぬ方向へ飛んでいきます。面が安定しない最大の理由です。

❌ ボールを「高く」蹴り上げすぎ

【コントロール不能になる原因】
ボールが高く上がる(顔の高さ以上)と、落ちてくる時の「落下速度(衝撃)」が強くなります。強い衝撃をクッションで吸収する技術がない初心者は、大きく弾いてしまい対応できません。

❌ 当たる位置が「バラバラ」

【ボールにバックスピンがかかる原因】
「つま先」で蹴るとボールは自分のお腹に向かって飛んでき(バックスピン)、「足首の根元」で蹴ると前に飛んでいきます。足の甲の『同じ硬い場所』で毎回捉えられていない証拠です。

2. 回数を爆増させる「3つの魔法のコツ」

原因がわかれば、あとはそれを修正するだけです。以下の3つの感覚を身体に叩き込んでください。

コツ①:「足首ロック」と「スウィートスポット」

リフティングにおいて最も重要なのが、ボールを捉える**「足の面」をコンクリートのように硬く平らにすること**です。

当てる位置スウィートスポット
足の甲(インステップ)の真ん中より少し前、**「靴紐の下から3〜4段目あたり」**の、骨があって一番硬い部分です。ここ以外で蹴るとボールは変な回転(スピン)をしてしまいます。「無回転」で真上にフワッと上がるのが正解です。
足首の形L字ロック
足首をプラプラさせず、**「つま先を少し上にクイッと持ち上げた状態(スネと足の甲の角度が90〜100度)」**でガチッと固定(ロック)します。この「硬い平らな面」を、ボールが落ちてくる軌道に下からスッと差し込む感覚です。

コツ②:ボールの高さは「おヘソ」まで

初心者はボールが高く上がりすぎます。理想の高さは**「膝からおヘソの間」**です。 低くコンパクトに蹴ることで、足の上げ下ろしの動作が小さくなり、次のボールへの反応が格段に速くなります。リズムは「トントン」ではなく、「トン、トン」と一定のテンポを保ちます。

コツ③:膝ではなく「股関節」から足を動かす

膝下だけをブラブラ振って蹴ろうとすると、ボールに当たる面が弧を描き(扇風機のように)、ボールが前に飛んでいきやすくなります。 膝は軽くリラックスして曲げた状態を保ち、「太ももの付け根(股関節)」から足全体を真上にスッと引き上げるようにしてボールを下から突きます。


3. 確実に100回達成!レベル別ステップアップ練習法

いきなりボールを地面に落とさずに続ける「ノーバウンド」の練習をするのは、自転車の補助輪をいきなり外すようなものです。遠回りになるので、必ずステップ1から始めてください。

🔰 ステップ1:手から落として1回蹴ってキャッチ

手でボールを持ち、足元にポトンと落とします。それを利き足の甲で1回だけポンと蹴り上げ、手でキャッチします。
目的:「無回転で真上(胸の高さ)に上がってくるか」「スウィートスポットに当たった心地よい音がしたか」だけを確認します。これが10回連続で綺麗にできるようになるまで、絶対にステップ2に進まないでください。

🚶‍♂️ ステップ2:ワンバウンド・リフティング

手からボールを落とし、**地面で1回バウンド(ワンバン)**してから、足の甲で蹴り上げます。落ちてきたボールをまた地面で1回バウンドさせ、蹴り上げます。これを続けます。
目的:「蹴ったあとに足を素早く地面に着けてバランスを直すこと」と「ボールの落下点に身体を移動させること」を覚えます。これが連続50回できれば、基礎は完璧です。

🏃‍♂️ ステップ3:チョンチョン・リフティング(ノーバウンド)

いよいよ地面に落とさずに続けますが、大きく蹴り上げるのはやめましょう。おヘソの高さを超えないよう、足首をガチッと固めて「チョン、チョン」と細かく触り続けます。
目的:最初は利き足だけで構いません。(右、右、右…)。利き足だけで50回できれば、両足を交互に使って(右、左、右、左…)100回を目指します。


4. AI動画分析で自分の「クセ」を客観視する

「自分では足首を固定しているつもりなのにボールが散る」場合、自分の感覚と実際のフォームにズレがあります。 スマホなどで横から練習風景を撮影してみてください。

  • 足の角度のズレ:インパクトの瞬間、足の甲がピッタリ「真上(地面と平行)」を向いているか。つま先が下を向いているとボールは前へ、上を向きすぎていると自分に向かって飛んできます。
  • 蹴り足の軌道:膝下がブラブラと「振り子」のようになっていないか。「太ももごと真上に引き上げているか」を確認します。

FAQ:リフティングに関するよくある質問

Q
リフティングの回数が試合で役に立ちますか?(リフティングに意味はありますか?)。どうすればいいですか?
試合中にリフティングをする場面はありませんが、「空間にあるボールの落下点を予測し、自分の身体をそこへ運び、思った通りの硬さ・角度の面を作ってボールをコントロールする」というサッカーのすべての基本動作が詰まっています。リフティングが上手い選手は、トラップミスが少なく、浮き球の処理(ボレーシュートなど)が圧倒的に上手い傾向があります。
Q
「インステップ(足の甲)」以外も練習した方がいいですか?
まずはインステップ(利き足)だけで100回連続できるまでは、他の部位(太もも、インサイドなど)を混ぜる必要はありません。一つの絶対的な感覚(スウィートスポットと重心の安定)を脳に覚え込ませることが先決です。それができてから、太ももや逆足を取り入れて全身のコーディネーション能力を高めていきましょう。
Q
靴(スパイクやトレーニングシューズ)によってやりやすさは変わりますか?
大きく変わります。サイズが大きすぎる靴を履いていると、靴の中で足がズレてしまい、どれだけ足首をロックしても「靴の面」が傾いてしまいます。また、親御さんが買い与えがちな「安価でペラペラな靴」は芯が分かりにくいため、ジャストサイズで、足の甲にしっかりとした厚みがあるシューズを履いて練習することをおすすめします。
Q
どうしても「つま先」に当たってしまい、ボールにバックスピンがかかってしまいます。どうすればいいですか?
典型的な「ボールを迎えに行きすぎている(足が早く出すぎている)」パターンです。ボールが膝下まで落ちてくるのをギリギリまで「待つ」意識を持ち、つま先ではなく「足首の近く(靴紐の結び目あたり)」をボールにぶつけるイメージで足を差し込んでみてください。

まとめ:諦めなければ必ず回数は伸びる

💡 リフティング上達の3つの約束
1.足首は「コンクリートの面」:L字ロックでグラ定させ、無回転で打ち上げる。
2.高さは「おヘソまで」:低くコンパクトに股関節から足を動かしてリズムを刻む。
3.ワンバンを馬鹿にしない:ノーバウンドは禁止。手で落としての1回、ワンバンでの連続を完璧にこなす。

リフティングは、自転車に乗るのと同じです。 最初は「こんな不安定なものに乗れるわけがない」と思っても、何度も転びながらバランス感覚(今回は足首のロックと芯の感覚)を掴んだ瞬間、一生忘れない技術として身体に刻み込まれます。

「今日も10回しかできなかった」と落ち込む必要はありません。昨日より「芯に当たった良い音」が1回でも多く鳴ったなら、それは確実な成長です。根気よく、正しいフォームでのステップアップを続けましょう。

📅 最終更新: 2026年3月 | JFAテクニカルニュースおよびボールコントロールのバイオメカニクスに基づき定期的に内容を見直しています


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